【R81.20新機能】未知のゼロデイ攻撃をネットワークで止める!次世代フィッシング対策「Zero Phishing」誕生
サイバー攻撃の第一歩として、未だに最も巧妙で支配的な脅威、それが「フィッシング」です。
従来のメール対策やエンドポイントの隙を突き、日々新しい「偽サイト(ゼロデイサイト)」が生まれています。
Check Point R81.20で導入された「Zero Phishing Software Blade」は、業界をリードする機械学習と特許取得済みの検査技術を駆使し、既知・未知を問わず、フィッシングサイトへのアクセスをリアルタイムで「予防(Prevent)」する革新的なネットワークセキュリティ機能です。
💡 Zero Phishingが選ばれる3つの理由(メリット)
1. 「エージェントレス」で全てのデバイスを保護
通常はPCやスマホに専用ソフト(クライアント)をインストールする必要があったフィッシング対策。Zero Phishingならゲートウェイ(ネットワークの出口)で一括スキャンするため、インストールや運用の手間が一切不要です。
2. ブラウザやプラットフォーム、メールソフトに依存しない
社内のPC、Mac、スマートフォン、タブレット、どんな環境からでも、Webトラフィックをゲートウェイが直接スキャン。企業のネットワークを通るすべての通信を安全に保ちます。
3. Check Point CloudのAIによる「リアルタイム超高速解析」
不審なトラフィックは即座にCheck Point Cloudへ送信され、特許技術と強力な機械学習アルゴリズムによって一瞬でリスクを計算。完全な未知のゼロデイフィッシングサイトでも、ユーザーが騙される前にブロックします。
⚙️ 脅威を逃さない「2つの強力な防御エンジン」
Zero Phishingは、アプローチの異なる2つのエンジンを組み合わせることで、隙のない二重の防御壁を構築します。
① URLベースのリアルタイムフィッシング対策
アクセスしようとしたURLの特徴(ブランドの類似性、怪しい非ASCII文字の使用、ドメインの登録時期など)をリアルタイムで分析。URLレピュテーションCloud Serviceと連携し、AIがリスクを計算して瞬時にフィッシングサイトを分類・ブロックします。
② In-browser Zero Phishing(インブラウザ検査)
特許取得済みのJavaScriptインジェクション技術を採用。ユーザーがWeb上のHTMLフォーム(動的フォーム含む)の入力フィールドをクリックした瞬間、ブラウザ上のすべてのHTMLコンポーネントをリアルタイムスキャンします。
その情報はAIベースの分析のためにCloud Serviceへ送られ、少しでもリスクがあれば入力完了前にサイトを遮断します。
🛠️ 導入・有効化のポイント
ゼロフィッシング(Zero Phishing)を有効化する際は、完全修飾ドメイン名(FQDN)の設定が必要です。
仕組みと通信チャネルの確立
設定したFQDNがセキュリティゲートウェイのIPアドレスに解決されることで、クライアントのブラウザ(スクリプト)とゲートウェイ間の対話チャネルが確立されます。有効化されると、専用のスクリプトがクライアントのトラフィックストリームにシームレスに統合され、悪意あるページからユーザーを守り抜きます。
⚠️ 導入前に確認したい仕様・制限事項(Note)
- Harmony Browseとの併用: 同じユーザーに対して「Harmony Browse」と「Zero Phishing」の両方が有効な場合、Harmony Browseの保護が優先されます。
- サポート環境:
VSX、ClusterXL(ハイアベイラビリティモードおよび負荷分散モード)をサポート。 - 非対応環境:
Internet Explorerでのサイトスキャン、HTTP 2.0接続に対するJavaScriptインジェクション、およびミラートラフィックに対するインブラウザスキャンはサポート対象外です。 - プロキシ構成時の注意: ゲートウェイが「Non Transparent(非透過)」モードのHTTP/HTTPSプロキシとして構成されている場合、内部ユーザーがUserCheck Portalに直接アクセスできるよう、WebブラウザのプロキシバイパスリストにZeroフィッシングPortalのFQDNを追加する必要があります。
